マンションでは、それぞれ建物の建築上の条件によって
いずれかのタイプが採用されています。
今回のマンショントイレリフォーム工事は、壁排水タイプの
便器です。
Before
トイレリフォームのきっかけは、前々から便器交換を希望されて
いたそうですが、お仕事も忙しくリフォーム業者選びもできずに
いたところ、ある日トイレの床が濡れていて、階下への漏水の
ご心配から決められたとの事です。
汚水接続部漏水
現場調査で床が濡れていた原因が判明しました。
第一の原因は、タンク上部の手洗い用吐水口へ水を送るための
チューブに亀裂が入り、タンク横の給水管接続予備口へ水が伝い
漏れして床に水たまりができていました。タンク内部金具の経年劣化
です。
また、第二の原因として、共用汚水管との接続部より少量では
ありますが漏水していました。こちらも接続部パッキンの経年劣化が
原因です。
After
トイレ奥右側に共用汚水管があり、造作工事で仕上げられて
いますのでタンクが干渉しない省スペースタイプで、汚水接続の高さが
合致する便器(TOTO−CS565BP)を採用しました。
この便器は、タンク幅330mm、フチなし形状、トルネード洗浄、
節水(大6L/小5L)等々の機能が備わっています。
また、TOTOウォシュレットはアプリコットシリーズの共通機能
にプラスしてオート便器洗浄機能が搭載されています。
タンクの洗浄レバーとは別にウォシュレットリモコンの
洗浄ボタン(大/小)で流すことができ、便座から立ち上がると
自動(オート)で便器の水を流します。
今回工事内容
壁、天井ビニールクロス張替工事
床クッションフロアー、巾木張替工事
便器交換工事
タオルカケ、紙巻器交換工事
トイレ室内照明交換工事
汚水漏水修理工事
他雑工事(塗装、コンセント、吊戸棚取付等)
工期 1日間
工事金額合計約¥250,000−(商品、付帯工事、消費税込み)