34階での
トイレタンク金具交換修理です。

最初に御連絡を頂いた用件は、ユニットバスでの不具合でしたが、
調査をして、その不具合の原因が判明した後の帰り際に、
修理のご依頼を頂きました。
タンク内でチョロチョロ水の音がするとの事でしたので、
ボールタップとフロートゴム玉を交換する事となりました。

イナックス製便器で、形式も特殊で無い為、
マルチボールタップ(TF-20B、使用範囲の広い製品、
TOTO製にも対応可)を手配して、
後日、交換修理に伺いました。

タンク内での水の音が止まらない原因は、
ボールタップの止水不良、
タンクの底にある黒いゴム玉(フロートゴム玉)の劣化、
フロート弁の破損
等が考えられます。
通常これらの不具合がありますと、
便器内に水が入り込んで来ていますので、
水のたまり面を少し横から見ると
揺れている状態がみえる事があります。
今回は、フロート弁の破損は有りませんでしたので
ボールタップとフロートゴム玉の交換のみですみました。
フロート弁交換となるとタンクを外しての作業に
なりますので一安心です。
ちなみに、今回お世話になったエルザタワー55ですが、
その名前の通り55階建で高さが185mあり
650戸の超高層集合住宅だそうです。

見上げるとやはり高さを感じます。
完工は1998年ですのでそろそろ各室専有部では、
メンテナンスが必要な時期に入っています。
不具合をお感じになったらお早めに御相談下さい。